[2023年2月13日]
2月上旬の都内中学入試が終わったかと思えば、都内私立高校入試が始まり、そして今シーズンたけなわなのが都内の私立大学入試である。
都立中や楠隼中や私立中に合格した受検生も、ほとんどは6年後にまた厳しい受験を迎えることになる。
教室が慶應大学の東門隣にあるので、今朝は慶應大学を受験する受験生を多数見かけた。中学受験ではないのに、保護者と一緒に会場に向かう受験生が多いことを、改めて知った。たぶん地方からの遠征組であろう。
今年も発見した「ビリギャル風受験生」
金髪、ロン毛、なんちゃって制服、ミニスカ、ルーズソックス、、
門のところで、さっそく警備員に呼び止められていた。
「受験生の方ですか?」と。
それはさておき、「コスパ学歴」に関する著作で注目を集めているある著作家のブログによると、コスパが最高なのは「高校受験でMARCH附属に入学する」という選択肢らしい。
何を基準にそのように判断したのかは詳しくわからないが、学歴フィルターなどを意識して就職率などを基準にしているようだ。
しかし、地方在住の人が、高校受験でMARCH附属校に入るのは非現実的な選択肢となる。
純粋にコスパを考えるのならば、幅広い人にとって、今でも、すべて国公立が、もっともコスパは高いだろうと思う。
ただし、大学も国公立と言うのは、誰もが取れる進路ではないので、特に首都圏在住者には、高校からMARCHの方が、より現実的な目標になりうるのかもしれない。
繰り返すが、全国レベルで考えるのであれば、すべて国公立が最も安く、そして最も教育効果が高い、と思う。
しかし、就職だけを考えれば、早稲田と慶應も強い。特に文系の学部は強い。
中学受験に成功しただけでは、人生の成功は約束されない。
高校受験に成功しただけでも、人生の成功は約束されない。
大学受験に成功しただけでも、人生の成功は約束されない。
何を教育の目標とするのか、
何を子育ての目標とするのか、
長期かつ幅広い視野で考える姿勢が大切であろう。
余談だが、夕方、慶應大学の今日の入試が終わると、大学警備員総出で、マイクを使って退場整理が始まったが、さっそく、帰る受験生にパンフレットを配る大手予備校が大学の校門前に出没していた。ほとんどの受験生は受け取っていなかったが、それにしても、大手塾や大手予備校の商魂にはおそれいる。
しかし、マネする気はまったくないし、マネする気がまったくおきない。
=お知らせ1=
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=お知らせ2=
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=お知らせ3=
すでにお待ちいただいている方が多く、これから体験授業をお申込されましても、早くてGW明け以降のご案内となる見込です。ご希望の曜日や時間帯によりましては、6月までお待ちいただく場合がございますので、ご容赦ください。お申込いただいた順にご案内してまいります。
=お知らせ4=
新小6志望校別対策コース(都立中各校と楠隼中)は、まもなく募集終了となる見込みです。
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