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三田学院

[2023年2月15日]

【都立中】中学受験大衆化の先にあるもの

中学受験率の高まりは、言い換えれば、中学受験の大衆化となる。

一部の学力優秀層が中学受験に挑んだ時代とは違い、今や学力平凡層までがこぞって中学受験に参戦している。

背景にあるのは何だろうか。

成長率低下、格差拡大、グローバル化、ボーダーレス化、地政学リスク、疫病蔓延、少子化、高齢化、途上国台頭、外国人増加、モンスターペアレント、発達障害、学級崩壊、学校崩壊、教育困難、過疎化、人口減少、社会活力低下、財政赤字、年金崩壊、介護崩壊、老後不安、待機児童、物価上昇、生活水準低下、育児困難、大都市集中、過疎化、限界住宅地、インフラ崩壊、コミュニティ崩壊、サイバー空間化、宇宙開発競争

などなど、

厳しい環境を生き抜くため、子に厳しい環境を生き抜かせるため、将来の不安を引き下げるため、将来の不確実性を引き下げるため、

などなど、

限りなく、思いつきそうだ。

ただ、マス層は考えて行動しているようで、ただ時代や社会の雰囲気に流されているだけのことが多いらしい。自分で判断し行動しているつもりが、得体の知れない何者かに知らないうちに洗脳され、それを自分の意志だと思い込んで、行動して、いや行動させれているのではないだろうか。

先を見通せないのは、今に始まったことではない。

大航海時代を生きた人たちや、戦国時代を生きた人たちの方が、よっぽど先を見通せなかったのではないだろうか。

明治維新後を振り返ってみても、花形産業は幾度となく、変遷をとげてきた。

プラザ合意以前に、今のようなネット産業の興隆を予想で来た人は、どれくらい、いただろうか。

AI、ロボット、データ・サイエンスなど、今もっとも学生たちの関心を強く引きつける研究分野や事業分野も、その人気がいつまで続くのか、誰も正確には予測できないだろう。

答えは、中学受験になど、ない、はずだ
解決策は、中学受験には、ない、はずだ。

マス層が、中学受験の次に向かう先は、何だろうか。

まあ、それを予測したところで、何かの解決策には、ならないであろう。

ただ、商魂たくましい悪徳商人たちが、マス層が新たに向かう先に、商機を見出すだけであろう。


=お知らせ1=
資料請求されます方は、トップページの「インフォメーション」→「お知らせ」→「資料請求されます方へのお願い」を、事前にご確認くださいますようお願いします。

=お知らせ2=
体験授業をご希望されます方は、トップページの「インフォメーション」→「体験授業・学習相談」→「体験授業のお申込方法」を、事前にご確認くださいますようお願いします。

=お知らせ3=
すでにお待ちいただいている方が多く、これから体験授業をお申込されましても、早くてGW明け以降のご案内となる見込です。ご希望の曜日や時間帯によりましては、6月までお待ちいただく場合がございますので、ご容赦ください。お申込いただいた順にご案内してまいります。

=お知らせ4=
小4などの入塾希望者のご予約が多くなり、入塾が4月締切となるコースへの対応が難しくなったため、「新小6志望校別対策コース(都立中各校と楠隼中)」の募集を停止しました。おなじく、4月締切の「新中3高校受験コース」の募集も、まもなく停止します。どちらも、募集の再開はせずに、このまま今年度の募集を終了する可能性が高いです。

今年度の小5(春まで小4)と中2(春まで中1)が対象のコースには、まだ若干の余裕がございます。

ただし、3年後の令和7年度は、大学受験生などの指導で余裕がなくなる見込みのため、令和5年度に小4や中1や高1になられる学年は、募集基準を厳格に適用して、人数の制限をしますので、ご理解とご協力をお願いします。


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