[2023年3月15日]
公立高校の東大+京大の合格者数ランキングを確認しておきたい。
関東圏の人は東大の合格者数が気になる。
関西圏の人は京大の合格者数が気になる。
では、中京圏(名古屋圏)の人は何大学の合格者数が気になるのか。
実は、名古屋大学が最も気になるのだが、東大と京大も気になる。
では、東大+京大でランキングしてみれば、公立高校のランキングが見えるはずだ。
東大合格者数で全国上位30校に入る公立高校は次の通り。
日比谷:50
横浜翠嵐:44
浦和:36
岡崎:26
旭丘:25
富山中部:25
湘南:20
大宮:19
都立西:17
*都立中では小石川が16人合格の全国32位で最上位。
京大合格者数で全国上位30校に入る公立高校は次の通り。
北野:81
旭丘:38
岡崎:34
明和:34
洛北:27
長田:27
一宮:22
都立西:18
浜松北:17
都立国立:16
新潟:14
横浜翠嵐:14
*都立中では桜修館が5人合格の全国52位で最上位。
ここで、上記高校の、上記人数により、東大+京大の合格者数をランキングしてみる。
北野:81
旭丘:63
岡崎:60
横浜翠嵐:58
日比谷:50
浦和:36
都立西:35
明和:34
尚、合計30人以下は省略した。
*小石川の東大合格者+京大合格者の合計は17人。
都立中は卒業生数が3年制公立高校の約半数なので、小石川の合計合格者数17人を2倍すれば34人となり、実質的に愛知県立明和高校に並ぶ。ただし、明和は東大に7人合格者を出しているので、実人数では41人である。
東大+京大の合計合格者数が30人になれば、換算合計合格者数が60人となり、都立日比谷高校を抜き(京大は4人なので東大+京大の実人数は54名)、愛知県立岡崎高校に実質的に並ぶ。
なかなか興味深い結果になったのではないだろうか。
全国上位30位に入らなかった場合の合格者数はカットオフしているので、実数をすべて拾えば少し違った結果になるだろうが、これでも趨勢は確認できるであろう。
北野は大阪府立、
旭丘と岡崎と明和は愛知県立、
横浜翠嵐は神奈川県立、
浦和は埼玉県立、
日比谷と都立西は東京都立、
実は、大阪にも、愛知にも、神奈川にも、埼玉にも、超進学校と呼べる公立高校が存在していることが、わかるはずだ。
これに、国公立大学医学部医学科を加算すると、さらに興味深いであろう。
ちなみに、明和は中高一貫化が予定されている。
都立小石川のライバルは、将来、愛知県立明和になるかもしれない。
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