[2023年3月29日]
出る月を待つべし
散る花を追うこと勿れ
2018年度の桜修館の適性検査?の課題文である。
桜の花の季節もそろそろ終盤にさしかかろうとしている。桜の花はいずれ散る。美しい花がいつまでも咲き続けることを願い続けてはいけない。桜の花の季節が終われば、新緑の美しい季節へと移っていく。それぞれの美しさを愛でる心の持ちようこそ大切である。
ご子息とご息女に東京大学か国立大学医学部を目指させたいという保護者から、公立中高一貫校がお勧めか、私立難関校がお勧めかとのお問い合わせを受けたが、この日記をご愛読いただいている読者の方なら、回答に窮したことを容易に想像いただけるであろう。
お宅に(お宅の塾に)通わせることはできませんという、但し書きまでついていた。
公立中高一貫校に進もうが、私立難関校に進もうが、どちらからでも、東京大学や国立大学医学部は目指せる。さらに言えば、どちらに進もうが指導はできる。しかし、指導してもいない受験生の、その保護者に、あなたのお子さんは、どちらを経由されるのがより適切かなどと、アドバイスをできるはずもない。
桜修館のこの年の課題文はもう一つあり、解答に際しては、合わせて二つの課題文を踏まえなければならない。
水を飲んで楽しむものあり
錦を衣て憂うものあり
気持ちの持ちようによって、満足度は全く違ってくるのである。
ご相談を受けた方のご子息とご息女は、幼稚園児と乳幼児とのことであった。
どんな冬を乗り越えていくのかさえもわからないつぼみに、どんな花を咲かせてもらおうと願っても、期待通りになるかどうかは分からない。
東京大学に進まなくても、国立大学医学部へ進まなくても、幸せな人生をおくれる人は、数えきれないほどいるであろう。
公立中高一貫校が幸せを保証するものでもなければ、難関私立中高一貫校が幸せを保証したりはしない。公立中学から高校受験をした人の中にも幸せになる人はたくさんいる。
子を公立中高一貫校に進学させることは、子育ての目標になるのだろうか。
子を私立中高一貫校に進学させることが、子育ての目標になるのだろうか。
人は、子は、工業製品ではない。おなじベルトコンベアの上を進ませれば、同じような完成品になるとは限らない。
出る月は待つべし
散る花を追うこと勿れ
出る月を待ちながら、心豊かに過ごすのがよい
散り行く花を愛でながら、心満たされるのもよい
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