[2023年7月20日]
慶應義塾大学の一般入試では、文系学部であっても入試科目に国語がない。
2023年度入試ガイドブックによれば、学部別の入試科目は以下のとおり。
文学部:外国語、日本史か世界史、小論文
法学部:外国語、日本史か世界史、記述力
経済学部B方式:外国語、日本史か世界史、小論文
商学部B方式:外国語、日本史か世界史か地理、論文テスト
総合政策学部:英語か数学か英語・数学、小論文
これとは別に、経済学部と商学部には、入学定員が大きいA方式がある。
経済学部A方式:外国語、数学、小論文
商学部A方式:外国語、数学、日本史か世界史か地理
多くの私立大学文系学部の入試科目は以下の組み合わせが多い。
外国語、国語、社会または数学
このため、慶應義塾大学だけを狙うと他の私立大学から合格が取りにくくリスクが大きくなり、慶應義塾大学と他の私立大学文系学部をともに狙う場合は、小論文や論文テストや論述力の本格的な対策が追加で必要となり負担が大きくなる。
A方式が選べる経済学部と商学部は、他の私立大学文系学部よりも、国公立大学の文系学部の二次試験に近いため、国公立大学との併願の方が相性がよい。
私立文系学部の最難関学部の一角と称される慶応義塾大学の経済学部だが、典型的な私立文系受験生には、かなりハードルが高い。
慶應義塾大学が国語入試をやめた明確な理由がある。その背景や理由を知っておくことは、小論文入試を攻略する上で、大いに助けとなるであろう。
=お知らせ1=
鹿児島県立楠隼中学校は、2026年度からの共学化や高校募集停止などが検討されることとなり、近い将来の入試方式や難易度が正確に予想しづらくなりました。
このため、今年度の現小3以下の楠隼中受検希望者は、新たな募集要項が明らかになるまで、「楠隼中合格コース」ではなく「都立中合格コース」(小4の6月に一次締切、小5の6月に二次締切)で募集することとします。
=お知らせ2=
体験授業をご希望されます方は、PC版トップページの「インフォメーション」→「体験授業・学習相談」→「体験授業のお申込方法」を、事前にご確認いただいてから、ご連絡をお願いします。
=お知らせ3=
9月1日からの受講スタートをご希望される方は、8月のお盆前までに「体験授業」をお済ませください。
=お知らせ4=
「教室案内」のチラシを「教室の入口ドアの外面に置く」ことにしました。ご自由にお持ち帰りください。ドアノックやインターホン呼び出しの必要はありません。
=お知らせ5=
こちらからの返信メールにお気づきになられない方が多いようです。いつもはご覧になられていないホルダーなども、ご確認くださいますようお願いします。
にほんブログ村