[2023年11月28日]
楠隼中の出願がまもなく締め切られる。
今年の初夏に、3年後をめどにした生徒募集の改革案が発表になった。
高校募集停止
全寮制の廃止(通学可)
共学化へ変更
累積の楠隼中合格率100%を継続している立場からすれば、合格指導に不確定要素が増えた感はぬぐえない。
その後、公式な情報は公開されていないので、現在の案のままで改革が行われると考えておいた方がよいのかもしれないが、それによる影響を正確に予測することが難しいことが悩ましい。
少子化や人口減少を踏まえれば、中長期的な楠隼の存続のために、共学化や通学可化を含む案は、妙案と考えるべきなのであろう。
ただ、在校生や卒業生や保護者の中には、改革案を歓迎できない人たちがいることにも、配慮は必要であろう。
最も心配されているのは共学化への影響ではないかと思われるので、あくまで私見ではあるが、新体制へのスムーズな移行のためには、次のようなステップを踏むのがよいのではないかと思う。
1.男子校のままで通学生の受入を開始する。
影響について検証を行う。
2.女子はまず通学生のみで受入を開始する。
影響について検証を行う。
3.高校募集定員の削減を段階的に行う。
*高校定員を10人削減し、中学定員を5人追加するなど。
影響について検証を行う。
4.女子の全国募集を開始する(要女子寮設置)。
影響について検証を行う。
5.高校募集を完全に停止するかの検討を開始する。
現在6棟ある寮は、それぞれ個室部屋数にまだ余裕があるので、現状でも1棟を女子生徒専用(6学年混成)としても、運営は可能ではないかと思われる。
ただ、女子の入浴施設は追加での配置が必要になるかもしれない。
もう一つの案として、女子入学者がさほど多くなければ(女子入学者が累積で少数であれば)、敷地外にホームステイ型の女子寮を用意することでも対応できるかもしれない。
宮崎県立五ヶ瀬中等教育学校は、男女共学の全寮制公立中高一貫校であるが、これまで運営できているのだから、楠隼が共学化しても運営に大きな支障は起きないだろうと予想される。
もちろん、男子校としての伝統があり、少なくとも男子校としての楠隼に魅力を感じて入学した生徒が在籍している間は、十分な配慮をすべきであろう。
よって、3年後にイッキに共学化するのではなく、十分な配慮をしつつ、適切に検証を行いながら、段階的に共学化して行くのがよいのではないかと思う。
あくまで、私見であることを、あらためて申し添える。
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