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三田学院

[2024年2月13日]

【中学高校】偏差値別の大学合格対策

前回の日記では、中学高校偏差値別の大学合格目安をご説明した。

そんなハズはないと思った人もいたかもしれない。
まさにその通りだと思った人もいたかもしれない。

お伝えしたかったことは、中学高校入学後に、それぞれのポジションで平均的な努力したら、どうなるかの期待値である。

期待値が目標を上回っていれば入学後に粛々と平均的な努力を積めばよい。
期待値が目標を下回っていたら入学後に想定以上の努力をしなければならない。

入学先で成績が下位に沈む人にほぼ共通しているのは授業の難易度とスピードについていけていないことである。すでに学び終えている内容の基礎基本が理解が不十分なままだと、新たに学ぶ内容が十分に理解できないことが重なっていき、さらに理解が怪しくなっていく。

どこかで負の連鎖を断ち切らなければならない。

進行する授業の予習復習とは別に、過去の学習内容を復習る時間を作る必要がある。自分でできればそれでよいのだが、自分でできなかったからそうなったケースがほとんどだろうから、弱点を補強してくれる塾や予備校を探すのが早いであろう。ただ集合授業では効果は期待できないかもしれない。集合授業で行き詰まったのだから。

入学先の難易度が平易なために学内成績が上位になっている人の共通した問題点は、ついつい学内好成績に甘んじてしまい、学校授業内容を超える高難易度な内容への取り組みが先送りになることである。

どこかで甘い考えを断ち切らなければならない。

高2後半や高3になって、校外模試の偏差値や順位や志望校判定で初めて己の甘さを認識して涙しているようでは、志望校への合格に間に合わない。通学校が浮きこぼれ層まで面倒を見てくれるなら、それを利用する手はあるが、ほとんど聞いたことがない。多くの場合、成績上位層だけを集めて選抜クラスを編成する程度である。選抜クラスでは指定校推薦は受けられないという言う魔の制約付きとなることも多く選抜クラスが有利とは限らない。

志望校との実力の乖離が大きい場合は、先ほどの高偏差値校の下位層とは別の目的で、塾や予備校を探した方がよい。高難易度の受験を指導できる指導者の下で学ぶことで、己の甘さを正しく認識できる可能性があり、合格に必要な取り組むべき高い内容を知ることができる。ただし、高い志望校を目指す割りには応用力や発展力が弱いままで長年過ごしてきたのだから、高い難易度の集合授業では力がつかない可能性があり、この場合も集合授業では期待通りの成果は上がらないかもしれない。

中学受験や高校受験では、入学校により己のおおよその立ち位置を確認できる。
校内成績により、さらにその中での、細かな立ち位置を確認することができる。

もちろん、完全な輪切りではなく、時間とともに校内学力差はどんどん開いていくから、偏差値が上下に違う中学高校の間で、実力がオーバー・ラップする人たちが出てはくる。

どのように頑張れば、今の立ち位置よりも高い目標を達成できるかは、置かれた状況や、そもそものレベルにもよる。

同じ授業を聞いていれば同じ成績になることなどありえないことは、すでに痛いほど体験してきているだろうから、学校授業や塾予備校の集合授業には過度に期待しない方がよい。

あなたに必要なコトを指導してくれるような、塾や予備校に出会えるかどうかで、大学受験の成果が大きく変わってくることは、もう薄々気がついているだろう。早く決断し早く行動することが肝要である。

ただし、集金力ばかりが強烈で指導力は伴わないような、悪徳大手個別指導塾などには、くれぐいれも気をつけた方がよい。


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