[2024年3月23日]
受験科目としては文系でも理系でも外せない英語であるが、この英語を苦手とする人が怖ろしく多い。
苦手といっても、大きく分けて2つあり、入試全教科の中で「相対的」に苦手なケースと、他の教科はさておき英語の得点力や偏差値が低いという意味での「絶対的」に苦手なケースだ。
実はどちらも根本的には同じで、志望校合格の観点から実力が及んでいないことに変わりはない。
何が原因で英語が苦手になるのだろうか。
有名なyoutuberであり、有名な大学受験指導塾経営者でもある「マスクド先生(1号)」のお言葉をお借りすれば『英単語力がない』ことがまず第一の原因となる。
おなじく有名なyoutuberであり、有名な予備校講師でもある「寺島よしき先生」のお言葉をお借りすれば『帰国子女と闘うと思った時点で負けである』となる。つまり勉強法が間違っていることが大きな原因となる。
英会話スクールに通っても受験では有利にはならない。言い換えれば、英会話スクールに通っても受験英語力はつかない。
受験生を指導してきたマスクド先生や寺島よしき先生は、そのことをよく理解していて、どう指導したら教え子を合格させることができるのかもよく知っている。きれいごとなど言わない。実効性のある指導しかしない。
慶應大学の安藤先生だったか、東京大学の池谷先生だったか、作家の橘玲氏だったか忘れたが、英語の学力は遺伝の影響が他の教科や学科よりも少ないというか低いことを、著書の中で指摘している。つまり、英語が得意か苦手かに、そもそも知能が高いか低いかの影響はほとんどない。
言い換えれば、英語力は後天的に伸ばすことが十分に可能な教科なのである。つまり取り組み方しだいで得意にしやすい教科なのである。
それなのに英語が苦手なのは、取組方法が間違っているか、取組内容が間違っているか、取組んだ量や時間数が不足しているかになる。
寺島先生の授業や参考書は非常に分かりやすく理解しやすく身につきやすいが、それは受験英語力の向上のさせ方を十二分に理解して、帰国子女ではない、ほとんどの日本人(純日本人、純ジャパニーズ)にとって有効な英語習得法を教授しているからである。
マスクド先生の教室から、難関大学(マスクド先生の得技はMARCHのようだ)への逆転合格が多数出るのは、大学受験英語の攻略の仕方を熟知して、塾生に実践させているからである。
これに対して「参考書ルート」などと言っている塾や予備校の指導力は怪しい。大学受験向けの市販の参考書や問題集にはよくできたものが多いのは確かだが、誰にでも通用するような参考書ルートなどというものは存在しない。そもそも他の人とおなじものを使っても勝てないことくらいは容易に理解できるであろう。
受験数学と言えば「青チャート」と言うのと同じくらいか、それ以上に怪しい。青チャートを学べば数学が得意になるのではなく、数学が得意な人が使うには青チャートが向いているのである。この2つは同義ではない。
数学が得意ではないのに、数学が苦手なのに、青チャートを使って爆死してしまう受験生が毎年のように大量生産されているのが、大学受験の実態である。
共通テストの数学で、85%程度以上の得点ができない受験生は青チャートを使ってはいけない。80%程度以上得点できない受験生は黄チャートであっても使ってはいけない。緑チャートも水色チャートもお勧めしない。数学の基礎基本と本質を理解して解けるようになる教材は他にある。
おなじことは英語にも言える。英語圏での海外生活が長いごく少数の受験生でもない限り、受験英語で勝つ方法は第二言語習得法にある。英語を母国語とする英語指導者から学んではいけない。
発音が英語らしいかどうかと、受験英語ができるかどうかは、全く関係がない。
最後につけ加えるなら、発音が英語らしくなくて(綺麗でなくて)も、英会話は通じるから、純ドメの受験生が、そこに労力を使うことはムダである。
慶應の過去問でもよい。早稲田の過去問でもよい。大学入学試験の過去問を解いてみるとよい。今日ここで言いたかったことが分かるであろう。
難関大学こそ英語長文読解力が勝負を分ける。学術専門誌の英語で書かれた国際論文のような長文読解問題が出題される。英会話は流暢だが学力は高くないアメリカ人やイギリス人では解けないような問題だ。それを日本語を母国語としているあなたが解けなければならないのである。
なぜ英語が苦手になるのか?
それは、英語の勉強の仕方をまちがっているからだ。
<<緊急のご案内>>
春期講習(4月日程)「午後の部」で、数名(2〜3名)の追加募集をします。「午後の部」では中高生向けに「英語力強化集中指導」を行います。4月時点での中1〜高3が対象です。高校受験向けと大学受験向けに分けて指導します。ご希望者は3月27日(水)までに(体験授業の申込方法を参照いただいて)ご連絡ください。こちらからの返信は4月1日以降となることがございます。尚、春期講習では募集基準を弾力的に運用します。
春期講習(4月日程)「午前の部」では「適性作文強化集中指導」を実施します。空席はほぼございませんが、強くご希望される方がいらっしゃいましたら1〜2名であればお席をご用意します。小5と小6が対象です。ご希望者は3月27日(水)までに(体験授業の申込方法を参照いただいて)ご連絡ください。こちらからの返信は4月1日以降になることがございます。尚、春期講習では募集基準を若干ですが弾力的に運用します。
春期講習は午前の部と午後の部ともに無料体験授業はございません。2コマ(1コマ50分)からお引受けしますので、ご希望される場合は最初から有料講習となりますことをご承知の上でお申込みください。
尚、資料請求はご遠慮ください。
<<募集停止期間のお知らせ>>
令和6年3月23日(土)から、令和6年3月31日(日)まで
*体験授業のご希望などをされた方で、こちらからの返信メールが届いていない方は、迷惑メールやゴミ箱などに振り分けられていないかのご確認をお願いします。
*「教室チラシ」を教室扉外側にご用意してありますので、ご自由にお持ち帰りください(早朝から午後9時まで)。その際にノックやインターホン呼び出しはご遠慮ください。
*「資料請求」はご遠慮ください。随分前からご案内しています通り、対応しておりません。
*「お問い合わせ」は、入塾に関してホームページの記載内容では不明なことがある場合にご利用ください。受験お悩み相談などはご遠慮ください。
さて、
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