[2025年2月8日]
令和8年度入試つまり1年後の入試に向けた反省と展望を書いておきたいと思います。
令和8年度も全員合格を目指した指導を行うことには変わりはありません。
まだすべての受験指導が終わったわけではありませんが、すでに多くの反省点に気がついています。それらをふまえて令和8年度に向けた取り組みを開始したいと思います。
実は、三田学院ブランドの通塾指導や在宅指導などとは別に、複数のブランドやチャンネルで家庭教師と完全個別指導のお引受けを行っています。その家庭教師・完全個別指導における反省点と改善点が新年度にむけた最大のテーマです。
年度の後半になり、入試までの残り期間が少なくなればなるほど、新たに完全個別指導を希望される方々からのリクエストが増えたため、多くのご要望にお応えできませんでした。
残り期間が短くなるほど、ご要望数が指数関数的に増加していったこにとは驚きました。春や夏にはそれほど切迫したご要望は多くなかったこともその驚きを大きくしました。
特定の時間帯や日付などにリクエストが集中することが多いことも状況を厳しくした要因の一つでした。
講師を指名したリクエストですので、大手個別指導塾などのように需要に応じてアルバイト講師を増員して対応するようなことはできません。教室開講時間外や休日などを返上して対応するしかありませんでした。
この需要の季節的要因を平準化して、可能な限り多くのリクエストに応える方法を試行錯誤しましたが、今のところ決定的な妙案はみつかっていません。
改善策の一つが教室指導でリクエストに対応する「小6楠隼中対策特別講座」です。週当たりの直接対面指導回数を限定して、対面直接指導でなくても大丈夫な指導はWEBで指導で行い、より多くの希望者に対応できるようにするというものです。個々の受検生ごとの指導料をおさえることも合わせて可能になりました。
週1日通塾+在宅指導(WEB指導)
この新しい指導形式の認知は、まだ十分に広がってるとは思えません。しかし、これによりいくらかでも需要のひっ迫を緩和できないかと期待しています。
もう一つが「適性作文添削指導講座」です。
添削指導は世間では形式的な指導しかしてもらえないものが多いためか、まだ認知度が高くないためか、完全個別指導にくらべて需要はまだひっ迫していないのですが、指導内容のクオリティにはほぼ差はございませんのと、今のところ迅速に対応できていますので、こちらもご検討いただけると幸いです。
通塾生とおなじく、一定期間と一定回数の指導を受けていただきますと、多少の個人差はございますが、適性作文の得点力が劇的に向上していくことを確認できております。
添削指導の特性から完全個別指導よりも多くの受検生を指導することができます。また完全個別指導よりも料金がお手頃です。より多くの方のご要望にお応えするためにも、こちらもご検討いただければ幸いです。
また、完全個別指導のリクエストにお答えすることが厳しくなった際に、日程調整を繰り返したりお断りのご連絡をしたりすることに、とても苦慮したという反省点があります。
お引受けできない場合には、その旨のご連絡はしないことなどを事前に告知して了解していただいておくなどの必要があるかもしれないと考えております。
完全個別指導につきましては、初回指導日開始日が早い受検生、指導回数実績が多い受検生、開催時間や開催曜日の(他の受検生のご要望と)組み合わせがよい受検生の、お引受け優先順位を高くさせていただき、開催回数予想などをして、対応が難しくなった時点で新たな受検生はお引受けしないなどで、今後は対応させていただければと考えております。
初回指導開始日が早い受検生
指導回数実績が多い受検生
開催時間や開催曜日の組み合わせがよい受検生
新しい試みであり新しい受講プランでもある「新小6楠隼中対策特別講座」をぜひご検討ください。
ご好評いただける場合は「新小6都立中対策特別講座」の開講も検討いたします。
また、小6春まで募集する「適性作文添削指導講座」もぜひご検討ください。
過年度の反省から、令和8年度は受検学年生の入試直前期での新たなお引受けは原則として行わない方針です。
ご理解とご協力をお願いしますとともに、早い時期からの受講開始にご協力をお願いします。
令和8年度もご愛顧のほどよろしくお願いします。