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三田学院

[2025年2月22日]

【楠隼中】親の情報感応度が明暗を分ける

今春に楠隼中に合格された保護者の方や、楠隼中高生の保護者から、興味深い情報が寄せられている。いずれも東京・神奈川地区の楠隼中高生保護者である。

楠隼中に合格したので進学すると伝えると、
楠隼中に合格して在籍していると伝えると、

「楠隼中の存在に気づくのが遅れ、説明会に参加できなかった」
「楠隼中の存在に気づくのが遅れ、見学会に参加できなかった」

という反応が返ってくることがかなりあるそうだ。

そして、

「楠隼中の存在に気づくのが遅れ、十分な検討ができなかった」
「楠隼中の存在に気づくのが遅れ、出願締切に間に合わなかった」

と続くそうだ。

つまり、楠隼中の存在に気がつくのが遅れ、もっと早く気がついていたら受検していたであろう潜在的な受検生が、相当な人数いるということである。

さらに興味深い情報もある。

通っている大手や中堅の公立中高一貫校対策塾から、

「他県の公立中高一貫校は受検することができません。」

と言われたそうだ。

大手塾の偏向情報の前に屈してしまった親子も多いのかもしれない。

「もう一度、お調べしていただけませんか。」
「もう一度、確認をしていただけませんか。」

と、お願いしても、その後に返答が返ってくることはなかったそうだ。

大手塾が変更情報しか提供しないのは、大手塾にとって都合がよい情報しか与えないようにしているからだろう。もちろん、単なる無知や、単なる能力不足の可能性もある。

「楠隼中の受検対策指導はしません。」

と返された受検生親子も少なくない。

そうした後に、しかたなく転塾してきた楠隼受検生親子が、かなりの数になる。

楠隼中の東京地区試験会場の合格者数は、例年10人から15人程度しかいないので、多くの東京地区試験会場の楠隼受検生は、楠隼中専用の受検対策をしないままで受検本番を迎え、そして不合格になっている計算になる。

楠隼中は例年、初夏に東京で学校説明会を開催する。楠隼中高の校長や先生方が、わざわざ出張してきてくれるのである。

楠隼中は例年、夏休み期間中に現地で学校見学会を開催してくれる。空港などから無料の専用送迎バスを用意してくれる。

公立中高一貫校への合格や入学を目指す親子が、これに参加しないのは、実にもったいない。

東京地区学校説明会では、楠隼生の保護者が、受検生親子の心配や質問に親切丁寧に答えてくれる。卒業後に東京大学などに進学した楠隼の卒業生が参加してくれることもある。

公立中高一貫校への合格入学を目指す全ての親子が、楠隼中を気に入るとは限らないが、知らずに受検しないのと、知っているのに受検しないのとでは、大きく違う。

最初のフレーズに戻るが、

「楠隼中の存在に気づくのが遅れ、説明会に参加できなかった」
「楠隼中の存在に気づくのが遅れ、見学会に参加できなかった」
「楠隼中の存在に気づくのが遅れ、十分な検討ができなかった」
「楠隼中の存在に気づくのが遅れ、出願締切に間に合わなかった」

そうならないように動くべきだろう。

「他県の公立中高一貫校は受検することができません。」
「そもそも楠隼中に関する情報は当塾にはありません。」

そうした塾に通っているのは、危うくないだろうか。

「楠隼中の合格指導はできません。」

そう言われたら、すぐに転塾を検討した方が賢明であろう。

なぜなら、公立中高一貫校の合格指導そのものが、怪しいからだ。

ライバルが少ない方が合格率100%を達成しやすいので、人気が沸騰するのは困るのだが、公立中高一貫校への合格と入学を本気で目指す親子なら、手遅れにならないように、小4などの早い段階で、適切で客観的な情報の収集を開始するようお勧めする。


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