[2026年2月24日]
今年度の受験指導も最終局面を迎えつつある。
私立大学一般入試は医学部医学科の後期日程を除きほぼ終わりを迎えた。
明日からいよいよ国公立大学の二次試験が始まる。後期日程の合格発表は3月20日頃だから、今年度の趨勢はここまでにほぼ決まる。
ほぼ決まるという歯切れが悪い書き方をしたが、私立医学部などの繰上合格は3月末(場合によっては4月上旬)まで続くので、年度が替わるまで最終決着はしないという意味である。
中学入試に限らず、高校入試や大学入試でも、成功する受験生の姿というものがある。
・最後の最後で合格ボーダーを余裕をもって超えている受験生
あたり前のようであたり前にはできないことである。
合格ボーダーを超えていないのに受験しても合格はまずない。いったん合格ボーダーを超えても本番では超えていなければ残念になる。いったん余裕をもって合格ボーダーを超えても油断してライバルに追い越されたら合格はない。
ミラノ冬季オリンピックのパシュートの準決勝で、残り1周を残した段階でリードしていながらもゴールでは僅かに遅れて敗れた試合があった。まさにこれが好例かもしれない。3位決定戦では余裕をもって対戦相手を破り勝利したことも好例となろう。
最も悔いが残るのは最後の最後に逆転されて負けることかもしれない。
誰もがそうならないようにしようと分かっていても、心に一瞬の隙が生じたり、先走りすぎて疲れてしまい最後に帳尻を合わせられなかったり、緊張から実力を出し切れなかったり、勝ちを意識しすぎて集中できなかったり、慢心からミスをしたり、とにかく勝負にはリスクが尽きない。
特にハイレベルな闘いほどリスクは高くなる。
強者ぞろいの中での勝負では些細なことが運命を分ける。
実力がありながら結果を出せない。そんなことはいくらでも起こりうることを、オリンピックが教えてくれる。
・本番(決戦)で勝敗ラインを余裕をもって確実に超えていること
その上で、慢心がないこと、隙がないこと、ダレていないこと、欲張りすぎていないこと、などが大切になる。
一発勝負に挑むなら心得ておいた方がよいだろう。

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