[2015年6月1日]
5月26日の日本経済新聞(夕刊)に興味深い記事が載っていました。
『働くママの教育熱過剰?幼児教室はアフター6』
危険な傾向だと思っています。働くママの時間的な都合もあるのでしょうが、就学前の幼児が夜遅い時間に学習教室や英会話教室に通うことが増えているようです。
夕食の準備やお風呂の支度を、子どものいない隙(習い事や塾に行っている間)に手際よく進めたい!という気持ちはよく分かります。
記事の中で大学教授が指摘しているように、子どもの発達に悪影響がでる恐れが大きいです。
これは幼児だけでなく、小学生以上でも気をつけてほしいと思います。
?ビフォー6に、自由時間⇒アフター6に、宿題+自主的学習(学習塾を含む):×
?ビフォー6に、宿題+自主的学習(学習塾を含む)⇒アフター6に、自由時間:○
伸びる子が圧倒的に多いのは、1日の疲れがたまっていない状態で学習に取り組むことができ、かつ十分な休息や睡眠をとることが可能な?のパターンです。
疲れがたまった状態で学習しても十分な効果が期待できません。また、十分な休息や睡眠がとれていないと学校や塾の授業も上の空になってしまいます。
親の都合で、わが子の伸びる力を削いでいませんか?
親の都合より、子どものことを考えた生活スケジュールを組みましょう。