[2015年6月9日]
スイスに関する雑学をもう一つ。正確にはフランスのアルザス・ロレーヌ地方のお話です。
ジュネーブに住んでいた頃、大好物にしていたのが「シュークルート」という料理です。大きなソーセージやハム類と、ジャガイモと、キャベツの酢漬け(ザワークラウト)が一緒に盛られた料理です。
正式には「アルザス風シュークルート」と呼ぶらしいのですが、「シュークルート」で通じます。ちなみにドイツではシュラハトプラット、フランスではシュークルート・ガルニと言うそうです。
ジュネーブではエスニック系のレストランでない限りメニューにあることが多いです。野菜不足がおぎなえる上に、本場のソーセージ類が楽しめるので大好きです。お店によって盛り合わせ内容が違うので、国境を越えてフランスまで食べに行ったこともあります。どのレストランでも大盛りなので、残さずに食べきった記憶がありません。
先日、芝浦のレストランで「シュークルート」を発見し注文してみました。ボリュームは本場の5分の1くらいで、味も日本人好みにアレンジされていました。これはこれでおいしかったのですが、思い出の味とは違い、少し寂しい気分になりました。
「シュークルート」、ソーセージ好きならお試しあれ。お酒はほとんど飲みませんが、ビールやワインにも合います。