[2015年11月30日]
成績UPはいつ実現するか？
気の短い保護者でなくても気になる命題です。
×：努力と成果は比例する。
○：努力と成果は比例しない（一次関数ではない）。
×：なるべく楽して成果を得たい。
○：怠け者は成果をあげられない。
×：努力した分の成果をすぐに手に入れたい。
○：努力を継続できた者だけが成績UPを実現できる。
×：成績がなかなかUPしないなら、もう努力は止めてしまおう。
○：ある日突然訪れる成績UP（「ブレークスルー」）まで努力を続けよう。
ブレークスルーは、「正しい」努力を続けていれば、ほぼ例外なく訪れます。
ポイントは、?「正しい」努力と、?ブレークスルーするまで「しつこく」続けること、ができるかどうかです。
学習塾は「エステ・サロン」ではありません。楽をして（気持ち良いことをしてもらって）成果（成績UP）を期待する施設ではないのです。
「正しい」努力とは、嫌々ながらも我慢して席に座っていることではありません。「なぜ」という問題意識をもちながら主体的に学ぶ姿勢を維持することです。「主体的」に学ぶ姿勢とは、答えを教えてもらって覚える（丸暗記する）ことではなく、客観的な視点で考え、答えにたどり着ける力を身につけようとする姿勢です。