[2016年2月1日]
本日、2月1日より都内の中学入試が本番を迎えます。
まだ幼さの残る小学生にとっては過酷なものかもしれません。
試験会場前に多くの学習塾スタッフが激励に来ているのを見かけます。学校によっては派手な演出や大きな声を出すことを禁じているところもありますが、いつ見ても異様な光景です。
唯でさえ緊張してもかしくはない本番当日に、見ずしらずのスタッフがウロウロしていると、さらに緊張度が増しても不思議ではありません。
入試当日に向けた心得をいくつかご紹介します。
?入試会場は事前に下見をする。
?入試会場周辺の施設を確認する。
?入試会場までの交通ルートを確認する。
?集合時間や曜日に合わせて実際に行ってみる。
少し詳しく説明しますと、
?学校説明会、入試説明会、公開授業、学園祭などを利用して、試験会場と成りうる志望校の校舎を事前に調査しておきます。特に、入口の様子、トイレの位置・設備・個数、教室の形状、階段の位置などです。慣れた場所では緊張しにくくなりますし、寒くてトイレに行きたくなりそうな時でも安心です。
?文房具やハンカチなどの忘れ物に気がついたときや、トイレに行きたくなったり、体調が急変したときに役に立ちますので、コンビニやドラッグストアなどを中心に、試験会場付近にどんな施設があるか確認しておききましょう。
?当たり前かもしれませんが、自宅を出てから試験会場までの所要時間を余裕を持って確認してください。遅刻しても試験時間は延長してもらえない場合がほとんどですし、大幅に遅刻すると試験を受けられません。でも、あまり早く着きすぎるのもお勧めではありません。集合時間より早すぎると、会場に入れず校庭や玄関付近で待機させられる場合があります。寒い上に30分以上もも立ったままでは体力を消耗しますし体調を崩すリスクもあります。雨天や雪の日は特に注意です。早めに着いたら、近くのコーヒーショップ、ファミリーレストラン、コンビニなどで時間調整しましょう。
?平日は朝の通勤時間帯と重なります。満員電車に慣れていないと試験会場に着くまでに心も体も疲れてしまいます。また、時刻表通りに到着しないこともあります。途中で体調が悪くなっても安心なように、途中駅を含めトイレの位置と混雑具合を調べておきましょう。当日付き添い予定の保護者の方が替わりに行ってもかまいません。
ご健闘あれ!