[2013年6月30日]
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闇雲に模試を受けて、
ただ受けただけで
何も得るものがないまま
終わってしまうのではなく、
それを糧に前進をするためにも、
目的意識を持って
模試に挑むようにしなければなりません。
さて、
皆さんは今何を勉強していますか?
英語、数学、国語、理科、社会。
それらの科目の何を身につけるために
どのような勉強をしているのでしょうか。
こちらもただ闇雲に
テキストや参考書を進めていたのでは、
前進するにしても、
随分と遠回りしてしまったりしてしまいます。
それでは、
今の時期に勉強すべきことは一体何でしょうか?
それは二年生でも三年生でも変わりません。
徹底的な基礎です。
英語や古典であれば、
単語、文法を身につけること。
数学であれば、
それぞれの単元を理解することなどでしょう。
そして、
このときにどのような取り組み方をするかが
非常に重要になります。
数学を取って考えてみましょう。
2次方程式の実数解の持ち方は
判別式Dで調べることができます。
これは数学?の内容ですから、
一年生以外の皆さんは習っているはずですね。
みなさんはその判別式を
どのように覚えていますか?
公式としてただ覚えている人も
いるようなのですが、
実はこれは判別式として
わざわざ覚えなくてもわかることなのです。
というのも、
判別式の正体は
2次方程式の解の公式にでてきた
平方根の中身を抜き出した、
ただそれだけのものであって、
何もないところから
ひょいと現れてきたものではないからです。
つまり、
既に理解したはずの知識である
解の公式さえ覚えていれば
必然的に判別式だって覚えられるはずなのです。
その意味さえきちんと分かっていれば。
もしそのつながりを理解していなければ、
解の公式も判別式も
全く別のこととして覚えなければなりません。
覚えなければならない量は倍以上になります。
これこそが遠回りです。
いらないはずの負担なのです。
だからこそ、
先月号にお話ししたように、
安易なテクニックに走ってはならないのです。
目の前にあることに真摯に向かい合い、
きちんと噛んで飲み込みましょう。
英単語であれば、
その根本にある観念を理解することができているのか。
現代文であれば、
解答に至った根拠を的確に説明できるのか。
問題が解けないことは恥ではありません。
悪いことではありません。
できないのであれば、
できるようにすればいい、
ただそれだけのことなのです。
ですが、
もう一度念を押しますが、
問題が解けるということは、
テクニックによって解くことではありません。
確実な、的確な理解を積み重ね、
根拠をもって答えられるようにすることが
「できる」ことなのです。
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