[2013年7月6日]
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大学入試において
社会科の存在意義は非常に大きいです。
とりわけ私大における一般入試(文系)では、
強烈なインパクトがあります。
近年の私大一般入試では
英語の配点が他の科目に比べ高い傾向にありますが、
それでも社会科の配点が100点以下になることは、
大学による特殊な例外を除いてありません。
したがって
英語・国語と同様、
確実に合格点を取らなければならない
重要な科目です。
社会科ができなければ
入試突破はかなり難しくなってしまいます。
ただ、
社会科は、時間をかけて勉強すれば
確実に点を取れる科目であることも言えるでしょう。
英語と国語は文法・単語などの
総合的な知識を持つことによって
解答を導きだす科目です。
社会の場合は覚えた分、
それがそのまま点数となる科目なのです。
では、
どのようにすれば社会科を克服できるようになるのか?
世界史の場合、
まず自分が受ける私大の過去問題の傾向を考える。
近年では世界史は
近現代史(19世紀から20世紀まで)の問題が
非常に高い割合で出題されています。
多くの大学では、
問題の半分はこの時代を出題しています。
そして二つ目は中国史全体を抑えることです。
大学では西洋史と東洋史という区分で
専門の先生を配置しているので、
東洋史、つまり中国史の全部を抑えれば
更に入試に出る世界史問題の
ほぼ大半の範囲を修得することができます。
最後にイスラーム史およびテーマ史です。
この分野は出題されなさそうで
出ると意外に厄介な問題が多いので、
ここもしっかり覚えてください。
私大入試ではこれまで述べた、
この三点を集中的に勉強してください。
他方、
センター試験では文部科学省の指導要領から
高校の教科書の全範囲が満遍なく出題されます。
しかし私大の一般入試とは異なり
基本的な問題が出題されるので、
教科書を毎日熟読し
基本的な用語を覚えながら、
しっかりと歴史の流れを理解していってください。
どうしてこの事件が起きたのだろう?
なぜこの人物はこのような行動をとったのか?
などの疑問を持ち、
それを考え解決しながら教科書を熟読してください。
ただ教科書を読むだけでは意味がありません。
それからセンター試験では
地図と一緒に問題が出題されます。
全般的に世界史を勉強する際は
必ず世界史地図を見ながら
国家・都市などの位置を確認し
勉強するのが大変効率的です。
仮に、
他の教科で追い込まれてしまい、
世界史を勉強する時間的余裕がない場合には、
のっけから世界史問題集を購入し取り組み、
少なくとも二冊はこなすことを強くお勧めします。
以上、
世界史の話を中心に社会科の勉強方法を述べましたが、
皆さんが来るべき入試で社会科でも高得点を取り、
合格してくれることを祈ってやみません。
がんばってください。
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