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SG予備学院
熊谷校

[2013年7月24日]

夏休み後の自分をイメージしよう(2)


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昨日は、
要領よく勉強したいがために
『削る』勉強した場合の
デメリットをお伝えしました。

今日も引き続き、
『削る』勉強の注意点をお伝えします。

勉強したはずなのに、
同じ問題が出ればできるのに、
少し形が変わると解けない。

これは、
知識が点になってしまっているために起こることです。

知識の網を広げることができていないためと考えられます。
 
では、
知識をつなげ、
密度を上げていくにはどうしたらよいでしょうか。

それは、
問題の本質を一つ一つ確認していくことが重要となります。
 
過去問をただ解くのではなく、
問われている知識に焦点を当てて考えることが重要です。

解法を知るのではなく、
その問題が問うている知識に気付き、
その解決法を探ることが重要なのです。

ですが、
入試問題は複数の知識が横断して問われることもあり、
知識に焦点を当てるのが難しい場合も多く存在します。

ですから、
そういった場所に関して
テキストや教科書を活用してほしいのです。
 
テキストや教科書で学習することのメリットは、
一つの問題に対して
一つの知識を対応させていることが多いために、
焦点を当てやすいということです。

そういうと、
入試問題よりも内容としての
質が落ちると考える人もいます。

ですが、
結局のところ、
知識の質は変わらないのです。

むしろ単純化された内容のほうが、
知識を理解するうえでは良く、
着実に糸を広げていくことができると言えるでしょう。
 
とはいえ、
センター試験まであと180日ほどとなりました。

現在1・2年生の方は
まだまだテキストで
基礎から組み立てていくこともできますが、

3年生はプラスアルファが必要の人もいるでしょう。

今からテキストを全て解き直していたのでは、
当然時間が足りません。

ですから、

「削る」

のではなく、

ポイントを

「絞って」

学習を進める必要があります。
 
そこで活用してほしいのが過去問と模試です。

それらを解いた生徒に話を聞くと、

「できた」か「できなかった」

でしか問題を見ることができていない場合が非常に多いです。

それでは結局のところ、
なんの成長にも繋がりません。

大事なのは、
解いた後です。

過去問や模試を解くことによって、
自分の知識の網から漏れてしまう部分というのを
あぶりだすことができます。

解き終わったらその部分を分析し、
対応したテキストの部分を学習する。

これがこの時期の効率的な学習といえるでしょう。




つづく






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