[2013年7月27日]
大学受験 ブログランキングへ
にほんブログ村
みなさん、
古文の勉強は順調に進んでいますか?
今日は、
意外と苦手意識を持っている生徒多い、
古文の勉強で意識してほしいことをお話します。
<知識の連関・つながりを意識する>
おそらく、
上記のことは古文に限ったことではなく、
勉強全般において重要なところかと思います。
むしろ、
つながりを築いていくこと、
作り出していくことが全ての勉強のポイントとも言えます。
ただし、
学習内容のつながりと一口にいっても、
さまざまなつながりがあるわけで、
同じ先生の同じ科目の授業毎のつながりは言うに及ばず、
「前回の授業内容と今回の授業内容」
「予習する中で復習としても活かす」
こういったサイクルで学びを形づくるわけです。
また、
古文の場合は他教科とのリンクも可能です。
たとえば、
古文の内容が日本史とリンクすることは少なくありませんし、
学校で習った内容が塾で活きる、
またその逆も然りです。
ですから、
実際のところまったくの「ゼロから」スタート
という状態はありえないわけで、
これまでの学びを活用しつつ
新たな学びを得ていくことになります。
でうから、
既に持っている知識と関連付けて
新しい知識を学ぶことを常に意識してください。
何かつなげられないかと模索しながら
新しいことを学ぶことで、
応用力が身につくことはもちろんとして、
関連付けた暗記なので忘れにくくもなります。
既存の知識を活かしつつ、
次の学びにつなげていくこと、
これが要領の良い勉強の要諦でもあります。
以前に熊谷校の生徒さんで、
学校の先生などからは、
とにかく古文の助動詞などは
「覚えなさい、暗記しなさい」
とばかり言われていたために
古文が嫌いだった生徒がいました。
そこで、
係助詞と係り結びについて学習した後で、
「なぜ係り結びについて、
古文の先生がみんな口をそろえて
大事だと言うのかわかりますか?」
と、話したんです。
その時に、
いくつか例を挙げたのですが、
「助動詞の活用表を横に見てみてください。
なぜ、終止形・連体形・已然形の3つは、
ほとんどの助動詞が備える形なのですか?
未然形や連用形、命令形はあったり無かったりするのに。
…それは、当然で、
どんな助動詞も文末に位置するものがほとんどですから、
その時に係り結びの「結び」として
連体形・已然形の形になれないと困るからですよ。」
と、助動詞の活用の形と、
係り結びを関連づけて説明しました。
ただ、
その説明が、
その子にとっては、
たいへん画期的だったらしく、
「特にあの説明には、感動しました。
だから、古文嫌いだったんだけど、
春期講習を受けてからは、
そこそこ古文が好きになって、
読めるようになってきました。」
と言ってくれたんですね。
「好きこそものの上手なれ」
というやつでしょうか。
そこから成績が上がったことは言うまでもありません。
ですから、
今、とっつきにくいと思ってい勉強も、
あることと関連付けるだけで
一気に理解度が上がる可能性もあるのです。
これを発見した時の喜びは、
たまりません!
つづく
いつも最後までお読みいただきありがとうございます。
よろしければ、クリックにご協力ください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓
大学受験 ブログランキングへ
にほんブログ村