[2013年7月30日]
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本日も、
古文の勉強についてのお話です。
昨日までのお話は理解できましたか?
昨日は古文単語の扱い方で、
?単語の持つ原義をおさえて、根底にある意味をおさえること
?例文などの、ある程度まとまった文章で意味をおさえること
?類似した意味の単語はまとめておさえること
?古語→現代語だけの一方通行ではなく、現代語→古語という出し方もできるようにすること
の4点を意識することをお伝えしました。
今日は?と?について、
もう少し掘り下げていきます。
?に関しては、
一つの文章で覚えるほうが、
複数の単語を一度で覚えられますから
当然効率がいいということになります。
特に有名出典作品の用例が
単語帳には載っているはずですから、
覚えておいて損はありません。
むしろ、
学校などで習ったことのある一文が
採用されている単語帳は非常に多いですし、
入試でばったり遭遇するケースも多いでしょう。
?に関して。
たとえば、古語では
「突然(だ)」
と訳される単語が非常に多いです。
つまり
「即時」
の意味を根底に持っている単語です。
これはまとめて覚えます。
「うちつけなり」
「とみなり」
「にはかなり」
「ゆくりなし」
などが
「突然だ・急だ」
と訳される語です。
これは、
学習者が意識すれば、
いくらでも広げて学習していけると思います。
たとえば、
「うちつけなり」
には他に
「軽率だ・軽々しい」
という人や人の言動の性質を表す意味もあります。
類似する単語としては、
「あからさまなり」
や
「あだなり」
「あだあだし」
が挙げられるでしょうか。
このように、
芋づる式におさえていくのです。
つづく
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