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個別指導Plus1
南篠崎教室

[2011年2月8日]

受験のその後…

都立一般の倍率(初日受付分)が発表されました。まだ最終倍率ではありませんが、塾生一人一人が志望している学校の倍率をしっかり確認し、場合によっては願書取り下げ・再提出の話を保護者の方を含めてしていきたいと思います。


今日は、少し私の感じたことを書かせて頂きます。


この業界(塾業界)にとって、受験前後の数か月は出会いと別れの季節でもあります。新しく入塾してくる塾生もいれば、受験後に卒塾していく塾生ももちろんいます。

大手進学塾のように、受験後は基本的に卒塾するようなシステムのところはそれが当たり前かもしれませんが、当塾は小学生から高校・大学受験まで指導可能ですので、基本的には通っていただいている間は、高校卒業・大学進学まで面倒を見させて頂く気持ちで一人一人の塾生たちに向かい合っています。

もちろん節目として、中学受験・高校受験・大学受験は最も大事な時期であることは変わりませんが、受験後もそれぞれの塾生が希望の進路に進めるように、勉強の進め方を考えています。決して合格して終わりではなく、合格したところから新たなスタートだと思って塾生の立場に立って一番いい勉強の進め方を考えています。


ただ実際は合格して卒塾する塾生ももちろんいます。理由は様々で、それはそれでしょうがないことですし、強制的に塾に残らせるようなことは一切しておりません。個人的には、卒塾するのは大変残念ですが、次の進路に進んでもしっかり勉強を進めて自分の希望する将来像を実現させてほしい、勉強で困ったことにならないでほしい、と切に願っています。


私は塾生たちに、勉強を続けることの大事さを常日頃話をしています。もちろん塾に残って勉強を続けてくれれば、誠心誠意その子の立場に立って勉強の進め方を考えていきますが、そうでない場合でも勉強を続けることの大事さを自ら理解し、次の進路に進んだ時にコツコツ勉強を進めることをしてほしいと思っているからです。


今日、授業の休憩時間に、ある中学3年生の生徒たちが、私にこんなことを言ってくれました。


「高校に行ってもPlus1で勉強したい!そして、高校では中学のときよりももっといい成績を取りたい!」


自分たちが受験勉強で必死になっている最中なのに、私にこんな言葉をかけてくれるなんて思ってもいなかったので、本当にうれしかったです。

きっと受験勉強を通して、日々勉強を続けることの大事さや努力が報われたときの達成感などからそういう風に感じたんだと思います(実際、その塾生たちは入塾時よりもかなり学力が上がっています)。

その努力に少し私たちが関わったことに対して、そんな風に感じてくれていたんだ、私たちが今までに塾生に対してしてきたことが受け入れてもらえていたんだ、と思えました。この一年間、一緒に勉強を進めてきた私たちにとって、これ以上の賛辞はありません。本当にうれしかったです。(生徒が前にいなければ、恥ずかしながらウルウルしていたと思います…)


そんな風に言ってくれる生徒たちのためにも、残りわずかですができる限りのサポートをして、受験生全員が志望している進路に進めるようにしていきたいと思います。


塾生の皆さん、今日も精一杯自分の目標に向かって勉強を進めましょう!