[2011年6月24日]
今日はB君の数学です。
B君は試験1週間前にもかかわらずほとんど何もしていない状態です。塾の授業を受けてそれだけでテストを迎えるつもりでしょうか?
わたし 「○○(テスト対策用の教材名)進んでるの?」
B君 「全然やっていません…。」
テストは数学だけではないので,内容を絞ってこれからすべきことを指示します。分量的には先日のA君の3分の1以下です。
試験4日前。
わたし 「一通り終わりましたか?」
B君 「一応,全部やりました。」
わたし 「×問題(間違えた問題)のやり直しは?」
B君 「やっていません…。」
テスト勉強は,自分のできていない問題をできるようにすることが目的ですよね。ですから,一通り問題を解いただけではテスト勉強をしたことにはなりません。
問題を解いているその瞬間をテスト勉強している…と錯覚し,それで満足してしまっている生徒が非常に多く,意識改革にも時間がかかります。
テスト前日には,間違えた問題をやり直していることを確認しテストに臨ませました。B君はとても要領のよい?生徒で,頭の回転もなかなか速い生徒です。
結果は...
ジャスト90点。
B君は得意顔。
わたしは2〜3日の間,B君に顔を合わすたびに言いました。
「今回のような勉強ではいつまでも通用しないよ! 試験までにすべきことは指示しているのだから計画的に勉強を進めなさい。」
あまり褒めてもらえず,チョットかわいそうなB君でした。