[2011年6月25日]
今日はC君の英語です。失敗例です。
C君も当塾に来て初めてのテストです。C君も家庭での学習はほとんど見られないものの,「12時間特訓」など塾内のイベントに参加し,テスト対策用教材は順調に進んでいるように見えました。
わたし 「×問題のやり直しは終わったの?」
C君 「終わりました。」
テキストを確認すると確かに×問題の復習が終わり○印が付いています。
ただ,わたしは何となくしっくりきません。勉強が進んでいるという割にはミニテスト(毎回授業内で行われるテスト)でのミスが多すぎるからです。
半信半疑の思いを拭えないままテストに突入。
結果は…
70点弱。
最低でも80点は狙っていたので失敗です。
後日,失敗の原因が明らかになりました。
生徒にはテスト範囲の問題をノート解かせ,できたら○印,できなかったら×印を日付とともにテキストに記入させています。
テスト勉強は2段階で進めていきます。
?できる問題とできない問題の仕分け→○×でチェック
?できない問題をできるようにする→×問題のやり直し
C君は?のチェックも?の作業も甘すぎたのです。
C君はスペルミスにしても文法のミスにしても,解答を見て確認し自分でよく理解できたものは,単なる自分の勘違いだからテスト本番ではできるとして○印をつけていたのです。
○×チェックは自分に厳しくつけるように生徒にはあらかじめ言っていたのですが,私のチェックも甘かったです。
C君は勉強に対する持久力が人一倍ある生徒です。きちんとした勉強法,もっと丁寧な勉強法を身につければ必ず伸びる生徒です。
9月の期末テストでリベンジです。