[2011年6月29日]
今日はF君のとりくみについてです。
F君は5教科平均60〜65点で,今回の結果も同様です。
F君は「12時間特訓」に参加しました。「補習授業」にも当然参加しています。
点数の伸び悩みは何でしょうか?
明らかです。
ちょっと厳しい言い方となりますが,テスト勉強を途中で放棄しているからです。テストで伸び悩む生徒にほとんどあてはまるパターンです。
以前にも何度か述べましたが,テスト勉強は以下のように進めていきます。
?できる問題とできない問題の仕分け→○×でチェック
?できない問題をできるようにする→×問題のやり直し
テスト勉強は「できない部分をできるようにする」ことが目的ですから??を通して「テスト勉強」と呼びます。
F君の場合,テスト対策教材は「12時間特訓」等で進めてきましたが,テスト範囲を終了することができていません。
つまり,自分で解ける問題と解けない問題を「仕分けする」作業をしてきただけで,「できるようにする」作業をしていないのです。
わたしの言う「テスト勉強」を完成させずにテスト勉強を終了した
つまり,「テスト勉強を途中で放棄した」ということです。
F君は嘆いています。
F君 「あの12時間の勉強は何だったんだ〜」
机に向かっているその瞬間をテスト勉強していると勘違いしている一番多いパターンです。
わたし 「テストの敗因は何ですか?」
F君 「テスト前にゲームをやってたからな〜」
わたし 「ちがう」
しばらくこのような会話がくりかえし続き,…
F君 「○○(テスト対策教材名)をちゃんとやらなかったからだ。」
わたし「そうでしょう。…(うだうだとテスト勉強について語る)。今回の反省を次回のテストにいかさなきゃね!」
F君はとても素直な生徒で「12時間特訓」では忍耐力も見せてくれました。次回のテストに期待します!