[2011年7月16日]
久しぶりの更新となりました。
夏期講習の準備や保護者面談などで多忙でした。
今回(最終回)はH君の数学です。
H君は数学に苦手意識を持っていて,前回のテストは40点台です。
今回は,テスト対策用教材を4月から少しずつ進めていて,目標点は80点です。
テスト対策期間に入り,確認します。
わたし 「順調に進んでいますか。」
H君 「もう,一通りやりました。」
教材を手に取り,進行状況を確認します。
教材には直接書き込ませずに問題はノートに解かせます。教材には,できたか,できていないかを○×で日付とともに記入させていますので教材を見れば生徒の学習状況が手に取るように分かります。
わたし 「ここの問題は,なぜやっていないの?」
H君 「学校でやっていないので出ないと思います。」
学校の教科書では1問程度しか触れていない問題でも,テスト頻出の問題ってあります。点数が伸び悩む生徒って,勉強の強弱?...というかポイントとなる箇所の見極めが下手なんですね。
教材を一通り確認し,再度問題に取り組ませます。不必要と思われる問題にはわたしが×印をつけます。
試験当日の朝 7時30分。最終チェックです。
教材はほぼ完璧に仕上がり,理解の浅い問題の再確認をします。
そして結果は...,
1問ミス! 100点逃しました。自己最高得点であることはもちろん,前回から50点以上のアップとなりました!
英語は残念ながら目標点の90点にわずかに届かなかったものの,5教科平均でも10点以上のアップとなりました。
生徒自身,とてもよくがんばったと思います。
以上,ここまで生徒たちのテスト勉強へのとりくみについて紹介してきました。
やっぱり,勉強のしかたをつかんだ生徒は強いですよね。当たり前ですが...。
当塾では,「勉強のしかた」を具体的に理解してもらえるよう生徒・保護者の方々にお伝えしています。
ミニテスト→テスト勉強→受験勉強
と小さな目標から大きな目標へと,一人でも多くの生徒が目標を持って行動できるように,今後とも工夫していきたいと思います。
無計画な勉強じゃ,いつまでたっても変われないですよ。