[2010年8月23日]
この夏は英語が苦手な生徒を対象に、英語超特訓を実施している。
「英語が苦手」という生徒は、とにかく手と口を動かさない場合が多い。ミスした単語を練習するといっても、2回くらい書いて、もうおしまい。教科書の訳も、試験前になっても全くやっていない場合もある。
そういう生徒を対象に、既学習範囲の重要構文の英作文を、オリジナルテキストを使用して、徹底的に行う。間違えた問題は練習、そしてまた同じ問題に挑戦。それを全問正解するまで繰り返す。
やること自体はシンプルかつ当然のことだが、それを、とにかく、塾で、また講師の前で、甘えを許さず、きっちりと行っていく。
当然、時間がかかるが、それも考慮した長時間学習だ(1日6時間〜8時間)。
最初は、泣き言(無理だよ〜)やいいわけ(ちょっと忘れただけだから)が多かった生徒たちも、一切妥協せず、指導を進めることで、次第に口数も少なく、学習のリズムがとれるようになってきている。
生徒たちには、自分で「枠」を決めてしまう場合が、多かれ少なかれある。「これ以上がんばれない」「発展問題は解けない」などのあきらめや、いいわけだ。
その「枠」を破るためには、時に圧倒的な量の、もしくは、生徒のレベルよりも高い問題に全力で立ち向かわせることが必要だ。
いずれ訪れる高校受験、大学受験に向けて、妥協をしない学習の姿勢をつけてもらいたい。
夏期講習終了まで、あと少し。がんばろう。