[2010年8月24日]
小学6年生から始めた中学受験生のクラスがだいぶ熱くなってきた。
最初はレベル差を考慮して、個別指導に近い形で始めたクラスだが、皆だいぶ実力がついてきたので、夏期講習から、集団指導の授業と個別指導の演習の併用で授業を進めている。
「先生、集団指導の方が短く感じるんだよね。1時間が30分くらいに…」
授業に参加している生徒の言葉だ。
集団指導と個別指導は、それぞれに長所短所がある。
一人一人に合わせたテキストとカリキュラムの作成、ピンポイントな指導、個人の進度状況に合わせた融通無碍な対応など、個別指導でなければできないものも多い。
ただ、クラスとしてしっかりまとまった集団指導は、うまくいけば生徒の力を5割り増しにも2倍にも増やすことができる。
他を意識すること、また、個ではなく、グループとして、それぞれの生徒が機能していくことで、個人以上の力を出すことができる。
生徒の状況に合わせて、指導を組み合わせることで、さらなる高みを目標としてもらいたい。
がんばろう。