[2009年8月19日]
今週から高校受験生は午前中を使用して、歴史の講義を行う事にした。休み前に串刺し年表で時代と時代区分の年号など大きな流れは暗記しているので、今度は文献や図版の資料を記載したレジメを使用して、そこに肉付けをしていく。今日は古代から奈良・律令政治までを講義した。
各時代の政治・経済・文化の説明をしながら、
聖徳太子はコックさん(593年)
返すのなしさ(734年)墾田永年私財法
など、語呂合わせで年号をどんどん頭に入れていく。最近、中学校の定期試験ではあまり細かい年号問題は出題されなくなってきているが、都立の社会の問題では、年表による時代区分の判別問題や、様々な歴史事項の記述を時代順に並ばせる問題などが必出しているので、キーポイントになる年号はしっかり覚えておかなければならない。ここはしつこく繰り返す必要がある。
午前中の歴史と午後の国語・英語を加えると、1日8時間以上を塾で過ごすことになる。文系科目は課題も多いので、自宅学習も多い。だが、ライバル達の中にはさらに勉強している者もいるのだ。
ここで踏ん張りきることは知識を増やすだけではなく、2学期以降の学習の姿勢を変えることになる。
がんばろう。