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みなと学院
田町校

[2009年8月25日]

仕上げテスト−英・数・国

先週から、高校受験生は授業終了後に試験を行っている。

過去模試や入試問題を取り混ぜ、5教科をランダムに組み合わせて、2教科ずつ、実際の試験時間よりも早い時間設定(−10分程度)で実施し、その後解説。

英語は全般的に底上げされている。基礎組は、今までの英文法の総復習と中文の読解、上級組は私立を含む長文読解を重点的に行ってきたので、読むスピードが夏前より格段に早くなってきている。内容理解もあやふやさが減って、理論的な読みと解法になってきた。

数学は基礎が固まった感じだ。上級は、高いレベルの発展問題はまだだが、かなり難度が高い問題も含めて、得点できる箇所はきっちり得点できている。基礎組も計算問題を初めとして、確率、円周角など、落とせない箇所をかなりの確率で得点できるようになっている。夏までの仕上がりとしてはいい方だろう。秋から冬にかけて、3年の図形を含めた発展問題に入る準備ができた。

国語は小説と古文はこなれてきているが、評論はもう少し演習する必要がある。最近の都立国語の評論は出題文の難度が上がってきているので、もっと難度が高い文章にも慣れておきたい。読解の理論はだいぶできるようになってきたが、評論独特の語彙の理解がまだ不足しているため、読み込みが浅い傾向がある。内容理解が足りないと、ここぞという時の選択問題でミスを犯す可能性がある。秋からは評論頻出の語彙演習を再度行って、暗記だけではなく、語彙自体の理解を深める必要がある。上っ面ではなく、自分の血肉として、言葉を理解していくのだ。

ただ、夏前に比べると全体的に学習の姿勢・問題への取り組み方がかなり上昇している。やはり、1日8〜9時間の授業・演習を20日間以上している効果だと思う。生徒達もよく頑張ってくれた。

残り、あと4日間。

がんばろう。