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みなと学院
田町校

[2011年5月18日]

「3本線ノート」で驚くほど学力は伸びる!

知人である埼玉県戸田市の学習塾「アビット進学指導会」学院長の橋本和彦先生が書いた学習方法の本。

橋本先生は、中学受験生を専門に指導しておられるので、本書も中学受験生が対象になっているが、その内容は中学生から高校生、社会人まで、幅広く応用できるものになっている。

その理由は、この本に書かれている学習方法が、単なる勉強のコツではなく、「学習」という行為の本質にのっとって、考えられているからだろう。

「学習」はこの本に書かれているように、「インプット」「プラクティス」「アウトプット」の3段階の流れに従って、完成される。

授業、そしてそれに伴う内容理解のために復習が「インプット」、そして理解できた内容を自分でできるようにするための練習、類題による宿題が「プラクティス」、最後に実際、問題を解いてみる「アウトプット」という流れだ。

この中の「インプット」と「プラクティス」という流れを、一冊のノートの中で行っていくというのが、「3本線ノート」学習法だ。

これをしっかりできる生徒は確かに伸びるだろう。それは授業内容の理解と復習が1つのシステムとして機能していく方法だからだ。

大手塾に通っていて、授業がよくわからない、理解はしていてもなかなか問題が解けないと言う生徒におすすめ。

学習の王道です。

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著者:橋本和彦

出版社:大和出版

ISBN:978−4−8047−6151−0