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みなと学院
田町校

[2009年8月26日]

仕上げテスト−理・社

実は、今年の夏期講習には隠しテーマがあり、それが、「都立受験生は夏休み中に理科・社会を完璧にしておくこと」だった。

当然、毎年、理科と社会の授業は行っているが、今年はそれに増して、演習を多めにしている。今年の受験生が「やればできる、やらないとできない」生徒が多いからという理由もあるが、演習部分を生徒にまかせると、どうしても理社を後回しにしてしまい、年末に慌てる生徒が一人か二人出てしまう。それを防ぐために、今年は授業+演習の時間を多めにとって、定着まで面倒を見ることにしたのだ。

その甲斐あって、授業後テストでは理科と社会の点数上昇率が非常に高い。40点以上、上がった生徒もいる。学校の授業では細切れになっていた知識に、1本筋が通ったようだ。問題を解く時間も夏前よりもかなり早くなっており、ペンを走らせる姿勢に迷いがない。

ただ、さすがに思考力を試される問題や記述問題はまだムラがあるようだ。秋以降、各都道府県の公立問題に挑戦することで、知識を熟成させ、実戦力をさらに養っていこう。受験の時に、全員が社会と理科を武器にできるようにするのが目標だ。

がんばろう。