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みなと学院
田町校

[2011年11月28日]

中学1年生の英語は2学期で大きく分かれる

毎年のことだが、御成門中学1年生の英語の平均点が一気に落ちた。今まで、70点台だったのが、今回の中間試験では54点に下がった。

原因は明らかで、2学期から英語に「動詞の変化」が入ってくるためだ。今まではbe動詞か一般動詞かの判別だけでよかった(これができない生徒も非常に多いが)のが、主語の3人称・単数による動詞の使い分けが必要になってくる。

また、御成門中学は伝統的に英語の進度が速いので(実は普通、他の中学が遅い)、ここに現在進行形による「時制の判別」も加わったので、文法をしっかりやっていない生徒はちんぷんかんぷんだったろう。

ここを乗り切るためには、文法事項の理解と、それを定着させるしっかりとした繰り返し演習が必要だ。

幸い、うちの生徒達は乗り切って、90点台を取ってきてくれているが、この2学期以降をどう学習するかで、英語の基礎学力が決まってくる。中学3年生で入塾してくる生徒でも、ここでつまずいてしまい、英語が苦手科目になり、最後まで足を引っ張られる場合が多い。

気を抜かずに、冬期・3学期ときっちり演習をこなしてもらう。

がんばろう。