[2009年10月26日]
中学受験生小4クラスはあまりカリキュラムを重視しないで、学習を進めている。
中学受験コースに途中から変わった生徒が多いこと、またカリキュラムに縛られず、基礎をしっかりと身につけてほしいためだ。
今は分数をがっちり勉強している。分数自体の意味、仮分数から帯分数、また逆の変換ができるか、もちろん分数の計算(通分なしの)、そして分数から小数、小数から分数の変換などをみっちり演習している。
公立の小学校だと分数の計算は小4の2学期末、分数と小数の関係は小5での履修内容なので、当然学校よりも早く進んでいるが、中学受験では、この部分は後の勉強で頻繁に要求されるところだ。
ここがスラスラと学習できると、5年・6年の勉強の正解率がグッとあがる。逆に進度を重視して、ここがおろそかになると受験本番間近になっても、なかなか実力が伸びてこない。
まだ余裕があるうちに、無意識でも解けるくらい定着を図りたい。まずは何をおいても「体力作り」である。