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みなと学院
田町校

[2009年12月13日]

計算練習(1)

小学校4・5・6年生は毎回、授業の課題の他に計算問題を宿題として出している。

学年にこだわらず、今まで学習した計算分野の中から、ランダムに出題して、次回の授業の時にチェックしている。

算数や数学において、当然のように計算力は重要だ。数学でも、解法は理解していても、きちんとパワープレイで正解までこぎ着けるだけの力がないと、上位校の受験には通用しない。

武道で、いくら技の切れ味が鋭くても、その技を使いこなし、一定時間戦い続けるためには、それに見合った体力が必要なのと一緒だ。一撃で片付けられる問題は上位校になると、ほとんど出されない。粘り抜いてなんぼ、という問題もあるのだ。

また、計算問題は忍耐や緻密さを養ういい訓練になる。そのために、スクールから出す計算の宿題は一気にやらずに、1日1枚やるように指定している。10分でも毎日、ペンを持って宿題をする習慣を小学生の内からつけておくことが中学・高校になってから、大きな差になってくる。