[2014年1月21日]
今日の高校受験上級クラスは、問題演習の後、都立隅田川の数学の過去問に挑戦している。
結果は、全員70点〜80点、得点できた。
実際の隅田川の数学の合格ライン(実際は総合得点だがら、あくまで目安だが)は55点と見ているので、全員、それに乗ったことになる。
ただ、今回の過去問演習の目的は点数ではない。
問題をいかに解いていくかの確認にある。
都立隅田川は最近、偏差値的に伸び悩んでいるが、よく考えられた良問を出題する高校だ。
難問・奇問は少なく、レベル的にはそれほど難しくないが、自校作成校対策の基礎から標準レベルを確認できる問題が多い。
今回の結果でも、答えは合っていても、解説を通じて、そのプロセスが正しいかどうかを生徒達にはチェックしてもらう。
今まで学習したことをきちんと身につけられているか。
解法の過程で、無駄な道筋はないか。
とるべき問題をきちんと取れているかどうか。
その過程をしっかりと見直すことが、この時期は大切だ。
都立共通問題でも、自校作成問題でも、また私立トップ高でも、合格に必要なのは、まず、それぞれのレベルの基礎基本をしっかりと身につけることだ。
今回の隅田川も、都立共通問題だけではなく、その後の都立新宿、都立青山、都立戸山などを受験する基礎固めになる。
都立高校入試まで、あと1ヶ月。
がんばろう。