[2014年6月24日]
去年、当塾から高校受験をした高校生が試験勉強に来ています。
都立青山高校に入学したH君。
1学期中間試験では、成績の上位層に入っていますが、さらに上を目指して、数学の勉強をしたいとのこと。
H君は、中学校では常にトップ5に入っていた生徒ですが、都立青山高校で、自分と同レベルまたは、さらに上の生徒達に囲まれることで、闘争心に火がついたようです。
高校受験生も、最近は安定志向が高まってきていて、安全校を選択する生徒が増えてきています。
経済的なことも当然あると思いますが、生徒達自身が、「高校に入って、あまり無理をしたくない」「失敗したくない」という気持ちを持つことが多くなっている気がします。
余力を持って、高校に進学して、推薦をうまく使って大学に進学するのも、進路としては当然ありです。
ただ、上に行かなければ見えない景色もあるのは確かですし、もしその道筋が、「省エネ」であるならば、いつか反動が来る恐れもあります。
中学受験や高校受験は失敗しても、まだ取り返しが付く受験です。全力を出し切って受験をすれば、たとえ結果は出なくても、必ず次のステップにつながります。
力のある生徒は、「見切る」ことなく、ぜひ思い切り挑戦をしてもらいたいと思っています。
塾は、生徒が「跳ぶ」手助けはいくらでもできます。ただ、跳ぶか跳ばないかの決断と覚悟は生徒自身しかできないのです。
当塾では、その決断を少しでも後押しするために、熱血の個別指導と切磋琢磨の集団指導で、生徒達の学力上昇にはげんでいます。
がんばりましょう!