[2014年7月8日]
個別指導でも、集団指導でも、学習にとって重要なのは予習よりも復習です。
以前のブログにも書きましたが、ここでいう復習は宿題をやることではありません。
復習は、授業や個別指導で理解した内容を、同じ問題でもいいので、自分でもう一度、解き直しをしてみることです。
授業中に学習したやり方を、もう一度自分で再現できるか、を確認すること、それが復習の本質です。
これをできるだけ、早い時間に行うと、授業内容の定着度が、ぐんと増します。
逆に、復習を行わないと、よっぽど基本的な内容でない限り、次回の授業で、かなりの部分を忘れてしまう可能性が高くなります。
それだけ学習にとって、重要な復習ですが、中学受験生の場合、授業がかなり遅くなることと、また、睡眠時間を確保することを考えると、当日中に復習の時間を多くとることは難しいですね。
そこでおすすめなのが、「10分問答、10分復習」です。
塾の授業を終えて、帰宅したら、すぐにお父さんとお母さんに、その日の授業で学習したことを10分くらい話してみましょう。
そして、その後、算数や理科の1分野など演習が必要なものは例題だけでもいいので、解き直しをしてみるのです。国語や社会は話すだけでもかまいません。
これを当日中に行うだけで、記憶の定着度はかなりアップします。
またお父さんやお母さんにとっては、生徒がどれだけ授業を理解しているかをチェックすることもできます。そして、週末の時間が取れるときに、本格的な復習や、宿題をすればいいのです。
実際、当塾の保護者の方に、これをやってもらうと、学習のの定着率がかなり上がります。
おすすめです。