[2010年3月1日]
本日の都立高校受験の合格発表で、2010年度の受験が全て終了した。
中学・高校・大学受験、全ての第一志望合格率は約9割。残念ながら、何人かの生徒は涙を呑んだ。塾人として、慚愧の念に堪えない。
「もう少しあの教科を厚めにしておくべきだったか」「挑戦校過ぎたか」などの後悔の気持ちは、この仕事をしている以上、毎年、常にある。
そして、その気持ちを、次の年の受験生に向けてのエネルギーに変えて、全員が笑顔で4月を迎えられるように、勉強を通して、−おこがましい思いかもしれないが−少しでも成長できるように、私たち講師もがんばるのだ。
ただ、涙を呑んだ生徒達と話していて、救われたのは、彼らが後ろ向きになっていないことだ。
「またリベンジします」「高校で頑張って、MARCH以上の大学に入る」という言葉。ひたむきに前を向き続ける姿勢。
学ばせてもらっているのは、私たちだ。
さあ、来年に向けて、頑張ろう。