[2020年10月30日]
古文は日本語なのに、英語よりできない人が多いようです。
中学は、正確な文法をやらないので、本格的な説明はしにくいです。
ただ、本文の訳が書いてあるので、現代文的に解けばなんとか行けます。
高校は本格的に勉強をしなければいけません。
英語のように、”文法・単語をしっかりと”ということです。
が、しかし、かなり違います。
なにせ、日本語と英語ですから。
英語は、文法・単語をベースに長文を読んでいくという作業をします。
しっかりと読むためには、文法にこだわってです。
それに対して、古文は日本語です。
文法はサッとやって文章を読むべきです。
「日本語なので、文法をやらなくても読める」という意味ではありません。
古文のいいまわしになれることが必要ということです。
動詞の後に助動詞や助詞がダラダラと続くのです。
しかも、活用されて。
それらの文章を、声に出してスラっと発声できるのかということです。
それができないうちは、古文の感覚が身についていません。
なれることが必要です。
まあ、結局は、英語も古文も文章をひたすら読むことが必要です。