[2021年7月10日]
高校生の期末もほぼ終わりました。
一部、警報が出たため、ずれていますが。
期末の範囲とは関係ないですが、数?図形と方程式の通過領域を授業で扱いました。
よくある問題です。
直線が2次のパラメータを含んでいるというタイプです。
解き方を単純化して言えば
「パラメータで整理して2次方程式にして、判別式を取ればオーケー」
という方式です。
この解き方自体悪くありません。
これ以外の解き方(主にこちらを説明しました)もあります。
ただ、どの解き方であっても
「なぜそのように解けば答えが求まるのか」
という理由をわかっていない生徒が多いようです。
授業では解き方以上に、概念の説明や、なぜそのように解くのかの理由を追っています。
網羅系参考書で解き方を一通り勉強するのは悪いことだとは思いませんが、
「なぜだかわからないけど、そのように解けば答えが出る」
という方式では、真の学力は身に付きません。
高校数学だけではなく、すべての勉強はそういうものです。