[2022年6月21日]
高校理系物理は電磁苦学をやっています。
教科書に書いてある“公式”みたいなものをバラバラに覚えるのではなく、基本原理から概念を理解できるように説明しています。
もっとも、電磁気学は何を根本とするかは難しいですが。
まあ、式的には、
「電場を距離で積分したものが電位」
「電場を面で積分したものが電気力線」
で定義し、それに基づいて説明しています。
電気回路もキルヒホッフは使っていません。
網目電流で考えています。
電磁誘導で式が立てやすいからです。
「電気回路の式」
「機械の式(運動方程式)」
それらを結びつける「電磁誘導の式」
の3つを連立して解いています。
まあ、好みの問題ですが。