[2022年12月9日]
中2の数学で等積変形を扱いました。
基本は、
「底辺、高さが変わらなければ、三角形の形を変えても、その面積は変わらない」
というものです。
理屈は簡単です。
たしかに、”なんとな〜くもやもやしたもの”を感じないわけではないでしょうが、全員、わかってくれます。
でも、実際の問題を解く、つまり自分の手で変形していくというのは少してこずるようです。
頭で理屈は分かっても、うまく変形するのは最初は難しいようです。
まあ、そのうち感覚的に慣れてきますが。
もちろん、コツはあります。
変形したいと思うところの、”V”、”へ”、”く”の字のようなところに線を引いてそれに平行に、その他の頂点を通るように直線を引けば、あとはその線上を動かしたい放題です。
自分の都合のいいところまで動かせばいいのです。
しかし、そのようなコツだけを習得して、実は何もわかっていないというのは、学習としてダメです。
しっかりと、中身・概念を理解したうえでのコツというのならいいのですが。
どの科目、単元でも基本概念をしっかりと理解するというのが大事です。