[2023年1月20日]
高1.2の数学で数列を扱っています。
等差・等比の考え方は簡単です。
生徒もそんなに困っていません。
でも、”和”になってくると、少しわかりにくくなるようです。
原因の一つに、
「等差や等比の和の公式、Σの公式を機械的に覚えようとする、機械的に覚えているだけ」
というのがあるようです。
等差なんて、
「逆さ向けにひっくり返したものを積んだら長方形、なのでそれを2で割ればよい」
というイメージができていたら、公式なんて覚えるほどのものではないです。
覚えるなとは言いませんが。
「2のk乗のΣ、こんな公式知らん」という生徒がいますが、それは等比数列の和ですから。
やみくもに公式だけを覚えるという事をやっていれば、できるものもできなくなります。
あと、群数列がわからないという生徒も多いですが、ポイントは、
「通し番号で何番目か、基本の数列はどんなものか」
がわかればそれでおしまいです。
数学(だけに限りませんが)は、内容をしっかり理解するという事が、第一であるし、それが終着点でもあります。
単に公式を覚えて当てはめるという作業に終わってはいけません。