[2023年2月17日]
もうすぐ、学年末試験が始まります。
中学生、高校生ともに、毎日勉強しています。
中2理科で、台風の進路・風の向きの関する質問がありました。
ある地点での風の向きが時間とともにどのように変化するかというような問題です。
台風は反時計回りに風が吹き込む(というこの表現は個人的には好きになれませんが、標準的には教科書などでそうなっているので。風の曲がり方などにもっと着目してもらいたいです)という事は分かっていても、台風が動きながらどう吹いていくかがわかりづらいようです。というか、納得できないようです。
原因は、よくある説明の絵にあるようです。
「小さい円に反時計回りの吹込みを書いて台風」というのが動いた時の風の向きが変わりすぎます。そのように見えていしまいます。
本当はもっと大きいので、ある地点にはある程度一定の向きの風が吹きます。少しづづつ変わりますが。中心が通過後、大きく変わります。
小さな台風の絵ではわかりづらいです。勘違いします。
教室内で、生徒とともに何人かで立って配役(ある地点、台風など)を決めて説明しました。
今度、ホワイトボードに日本地図を書いて、その上を透明パネルに描いた大きな台風を動かして説明します。