[2011年3月12日]
昨日からの大地震やそれにともなう大津波に被災された方々のことを思うと、どうにも落ち着きません。阪神・淡路大震災の経験。さらには、いつか発生するであろう東海・東南海・南海の大地震。とても他人事とは思えません。
また、福島の原発事故も厳しい状況にあるようで、一日の授業を終え、この日記を書く前に見たニュースに不安がつのりました。
一日もはやく、平穏な日々が戻る事を祈るばかりです。また、自分に出来ることは何か、考えなければいけません。
しかし、明後日には、兵庫県公立高校の学力検査が実施されます。これも現実です。若竹塾王子教室の中3生も最後の追い込みに気合いが入っています。志望校合格(それは新しいスタートライン)にむけて、全力を尽くしています。
もちろん、なかには、「落ちたらどうしよう」と不安に思っている生徒もいるでしょう。いや、そう不安になるのが、普通なんだと思います。若竹塾の生徒だけではなく、全受験生が、この不安に打ち勝ち、受験という経験を将来に役立てて欲しいと願っています。
誰かが合格すれば、誰かが落ちている。
しかし、落ちた人が合格した人を祝福し、合格した人は落ちた人をたたえる。そして、合格した人は油断することなく次なる目標へ足を踏み出し、落ちた人もまた、悔し涙をエネルギーに変えて新たな目標へ歩みを止めない。
受験というものが、人生のよき糧となることを願っています。