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若竹塾
王子教室

[2011年4月28日]

【灘区の学習塾・若竹塾】新課程

 小6の算数は、今日から「文字を使った式」の単元に入りました。はやい話が方程式です。中学で本格的な方程式をする前に、今の段階で、その入り口を学ぶのはとても良いことだと思います。

 中学のカリキュラムでは、掛け算記号や割り算記号を使わない式の書き方を学習してから、方程式に入ります。その結果、小学校の算数で学んだことと、方程式とがうまくつながらない生徒がいるように感じます。

 慣れている僕たちからすれば、掛け算記号や割り算記号のある文字式は変な感じがするのですが、このステップはとても重要なことだと思います。

 今回の教科書改訂によって、小学校の算数は質・量ともに大きく改善されました。課程もよく考えられています。

 以前は、円周と円の面積を小5でまとめて学習していました。それを、円周は小5、円の面積は小6と分けました。その結果、円についてある程度のサイクルで触れることができます。

 このように、一つの課程を段階的にわけて、学年をまたいで学習するように編成されています。教えていて、とてもやりやすいと感じています。

 ただ、だからこそ、ちゃんと勉強した子と、そうではない子の差は大きくひらくと思います。
 
 小学生の皆さん、頑張って勉強しましょう!!