[2011年6月8日]
上野中学の2年生の期末テストは、「範囲が広く、中身が濃い」という素晴しい定期テストになりそうです。もう臨戦態勢をとってください。
中身を濃くしているものの一つが、理科の電気・磁界。見えない世界の話。そう簡単に分かるはずがないんです!!
「右ねじの法則」、じっさいにねじを動かしてください。回転の向きが手に染み付くまで動かしてください。問題を解くときは、導線の周りに磁力線を書きましょう。
磁石の周りの磁界もそうですよ。N極から出て、S極へ入る。この磁力線を書き込みましょう。
電磁石もそう。コイルを流れる電流の向きをよく見て、親指以外の指をその向きにあわせましょう。そして、親指の向く側が磁界の向きです。コイルの両端にNとSを書き込みましょう。そして、磁力線を書き込みましょう。
見えない世界を可視化する。これをせずに分からないと言われても、答えは一つです。「そんなの当たり前。」
手を動かすことを惜しまないでください。