[2011年7月30日]
センター対策の講座として、古文を行いました。
文法がよくわからないという声が、生徒から出たので、主として、助詞と敬語に関することを説明・演習することにしました。
今回、先ずは、敬語の説明をしたのですが・・・・
驚きました!
敬語に関する構文構造を習っていないとのことです。
まあ、確かに、今の高校のカリキュラムでは、独立した古典文法の時間があるわけではないので、しっかりとした文法は教わりません。
だから、助詞とかもキチンと教わらないということです。
さすがに、助動詞は、教わりますけど。
ただ、この敬語の基本構造をキチンと教えていない先生がおられるようです。
でも、これを知らないと、古文がしっかりと読めない!
尊敬語・謙譲語・丁寧語の接続順序を知らないと、主体・客体が判別しにくい。
つまり、正確な読みができていない可能性がある。
もちろん、完全に読み切ることはできないだろうけど、読まなければならないところが読めていないと、設問に答えられない。
そいうわけで、今回、敬語の説明を一からしました。