[2011年10月12日]
高3神戸大学二次英語対策の講座で、演習を行いました。
目的は、“点数のもらえる答案が書けているか”、です。
選択肢問題、単語問題などのあっているかどうかが大事な問題に対して、記述・論述式の問題は、いかに、点数のもらえる答案が書けているかが大事です。
今の時期は、和訳や英訳の精度を上げる訓練が必要です。
「文法・構文はわかっているので、それに基づいて、日本語を書いた」
という生徒。
ところが、曖昧な、日本語になっている場合があります。
それでは、点数がもらえません。
こういう症状に対して、よく、「文全体の意味を考えていないから」というような意見があります。
それももちろんあるんですが、実は、やっぱり、文法構造的に把握しきれていない場合が多いようです。
文法構造的に追い詰めるだけ追い詰めたうえで、文全体の意味を考える、ときには同時並行的にです。
理解があいまいだと正しい結果が得られません。
なんとなくわかっているというレベルで書いた答案は、点数をもらえません。
“正確に、精密に”、考えた答案を書かなければいけません。
勉強に対するこういう姿勢は、大学受験の二次英語対策の時期に行えばいいというものではありません。
というより、その時期からでは、遅すぎるのです。
小学校・中学校の時から、そういうことを念頭に置いて学習しなければならないのです。
若竹塾・二見ゼミナールのハートエデュケーションでは、常に、全学年に対し、そのことを指導しています。