[2011年10月26日]
3学期制高校の中間考査が水曜日の神戸高校で終了となります。
定期考査は無事(?)終了となりますが、通常の学習は、それ以上に続けなければなりません。
高校生には、数学や理科の問題を解くとき、式を書く前に、もしくは書きながら、図もしっかり描くようにと指導しています。
数学や理科の学力は、そういったものがきちんと描けているかどうかに比例します。
出来ない生徒は、それを「キチンと描いて考える」ということをおろそかにしています。
授業中に問題を解いているとき、常に、注意しています。
まず、そういったものを描くのが、学習の基本です。
そして、そういうものを書いて考えるという習慣が身についても、次の段階として、どういう図を描くかが問題です。
変にきれいな三角形(正三角形や二等辺三角形)や正方形などを描いてしまい、その図で考えるので、行き詰まります。
自分で描いた図にだまされ、問題が解けない、ということになります。
“きれいな図”は描くべきですが、“きれいな図形”は描くべきではありません。